肩甲骨まわりが痛い場合の原因は様々なパターンがあります。
一口に肩甲骨まわりが痛いと言っても右の肩甲骨が痛い場合、左の肩甲骨が痛い場合、肩甲骨全体が痛い場合によって全て原因が異なります。
ここでは肩甲骨まわりが痛い原因と解消するストレッチ方法をご紹介していきますね♪
肩甲骨まわりが痛い原因と解消法
まず、右の肩甲骨が痛い場合の主な原因は体の疲れから来る場合が多く、この場合は湿布を貼っておけば一週間程度で治ります。
しかし、右の肩甲骨が痛い場合の原因には神経の病気が関係している場合があり、この場合は素直に病院に行って診察してもらうことをオススメします。
次に左の肩甲骨が痛い場合の原因は、姿勢が悪い場合とストレスが原因の場合があります。姿勢が悪い場合は座っている時の姿勢だけでなく、立っている時の姿勢もチェックするといいでしょう。身体が左に傾いている方は要注意です。
病院は何科の順で見てもらうべき?
皆さんは肩甲骨の痛みが何なのか、原因はご存知でしょうか?実はこちら、まさかの筋肉痛なんです。肩甲骨はたくさんの筋肉と連携しているため、恒常的に使用され続けている筋肉疲労の貯蓄によって起こる痛みなんです。
大体の方はお風呂や、マッサージなどで痛みを取られているかと思いますし、実際にそれで痛みが和らぐ事も多いと思います。
しかし、その痛みが全く取れない、腕や足など、筋肉の神経からくるしびれる症状が現れたとなると、かなりの問題になってきます。このケースになると筋肉痛ではなく、別の要因の可能性が出てくるからです。
ではどんなケースなのかという話になります。まず、首の痛みや、手のしびれが現れている時は【頸椎椎間板ヘルニア】の可能性があります。
椎間板ヘルニアと聞けば、正に腰痛を引き起こすイメージが強いのですが、実は腰だけでなく首にも起きる病なんです。ここで注意したいのは、背中の右側・左側・肩甲骨の片側、これらのいずれかでも痛みを感じた場合です。
右肩甲骨だけが痛い場合は肝臓に、逆に左肩甲骨だけが痛い場合は心臓など、他の臓器の部分にも影響を及ぼしている可能性が高く、早目の診療と治療が必要になってくるのです。
そうなるとマッサージどころの話では無くなってきますし、臓器の問題もあるなら病院で一度は診てもらうべきです。
病院になると、どこの科にかかるべきかですね。先ほどき際した通り、右側が肝臓、左側が心臓であれば、右側は内科、左側の痛みなら循環器科になってきます。
どんな痛みでどんな症状なのかによって変わってきますので、痛みが慢性的に続くようであれば、早目に治療をしてください。
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肩甲骨全体が痛い場合の原因は?
最後に肩甲骨全体が痛い場合ですが、こちらも姿勢の悪さが原因の可能性があります。猫背の方や、仕事などで長時間パソコンの前に座っている方は痛くなりやすいです。
他にも肩甲骨全体が痛い場合は、内臓の調子が悪かったり、腰や手が原因の場合があります。
単にコリが原因で痛くなる場合もあり、その場合には「肩甲骨はがし」というストレッチがオススメです。
「肩甲骨はがし」のやり方はココ
テレビや雑誌、ネット、様々なところで話題になっている、名前からも想像を絶する『肩甲骨はがし』、どんな方法かご存知ですか?恐ろしいネーミングではありますが、乱暴な治療ではありません(笑)
実はストレッチの一つで、 肩甲骨まわりの凝り固まった筋肉をほぐしてあげる方法なんです。【筋膜はがし】や【筋膜リリース】とも呼ばれているそうで(やはりネーミングが凶暴な気もしますが(笑))、肩こりがあっという間に解消されるんだそうです。デスクワークの方には必見ですね!
何よりも簡単に出来る事、自宅セルフケアが出来るので、気になったらすぐに実行できる点でもとても魅力的なストレッチなんです。
そしてお金もかけずに出来る方法で、ダイエット効果も、肩こりだけでなく体全体の調子を整えてくれる魔法のような方法・・・座っててもできるので、勉強や仕事の合間にも出来てしまうんです!
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では、その気になるストレッチ方法をご紹介していきましょう!
①まずは、両腕を背中に回し、片方を上から、もう片方は下からと斜めに両手をつなぎます。指先がどのくらいの所まで組めるかを確認しておきます。
②準備運動をします。両肘を曲げ、両肩に指先を乗せた状態で、肩を外側と内側をそれぞれ5回 回します。
①両肘を軽く曲げ、横に開き、その状態かた真上に腕を伸ばします。
②両肘を下ろし、胸を張ります。この時前かがみや、背中が丸まったりしないよう、しっかり背筋を伸ばした状態にします。
③胸を張ったまま背筋が伸びた状態を保ち、上体を左右にひねっていきます。
これを3~5回程繰り返します。
①両手を後ろでしっかりと組んで、なるべく上に上げます。
②前かがみになってしまったり、背中が丸くならないように、しっかり胸を張り、背中を伸ばします。
③腕が持ち上げられる所まで手を上げたら、左右に上体をひねっていきます。
これを3~5回程繰り返します。
このストレッチを終えたら、準備運動の①と②の動作を行います。そして最初よりも指先が組めるようになっているかをチェックします。
最初よりも少しだけでも指先がくっつく、或いは組めるまで行けば、【肩甲骨はがし】は大成功です♪
初めはうまくいかなくても、毎日続けることで効果が出てきますから、続けてくださいね♪