【肩甲骨はがし】 セルフでするやり方とその驚くべき効果とは

肩甲骨はがし

年齢に関係なく、肩こりで悩んでいる人はとても多いです。肩こりというと、

「何か重いものでも持ったの?」
「姿勢や骨の位置が悪いんじゃないの?」
「血行が良くないのでは?」

と思いますが、実は肩こりには 胃腸や心臓・肺の疲れも影響することがあるんです!

肩こりが酷い人や姿勢が普段悪い人などの特徴として、肩甲骨周りが非常に凝り固まっているということがあります。

この肩甲骨周りの凝りをほぐすことで、肩こりが改善されることがあります。このストレッチのことを、【肩甲骨はがし】といいます。

名前は少し怖いですが、痛みはないですし 効果は抜群!後半では、やり方や効果をご紹介しているので、ぜひやってみてください♪

スポンサーリンク

スポンサーリンク

肩甲骨はがしの効果

肩甲骨 姿勢

肩甲骨はがしをすることで、肩甲骨周りの血行がよくなりコリがほぐれるだけではなく、実は姿勢矯正、バストアップ、ダイエットにまでなるいという驚くべき効果まであるんです。

ほかにも、

  • 肩こりが解消される
  • 猫背が治る
  • リンパの流れが良くなる
  • 褐色脂肪細胞が活性化して代謝がよくなる
  • 腰痛が改善される
  • 身体のラインが美しくなる
  • 身体全体が軽くなる感じがする
  • 目が疲れにくくなる
  • 顔のたるみを防ぐ
  • 骨盤の歪みを解消してくれる

などなど、女性にもうれしい効果がたくさんあります。肩甲骨はがしをするだけで、これらの効果を一気に受けることができるので、時間がない方にもお勧めですね!

肩甲骨はがしのやり方

まず簡単な方法として、

【1】両手を肩にあてそのままヒジを大きくぐるぐると回すものです、前まわしと後ろまわしを5回くらいおこないましょう。

【2】両手を上にあげ、手の平を内側に向けます。そのままひじを開くように腕をおろし背中を引き締めます。

その時に、手の平を外側に向けるようにしましょう。肩甲骨を動かすことが目的になります。
(10回を2セット程度)

【3】腰に掌を外側に向けた状態で添えて、両ひじを背中の後ろでつけるような気持ちでパタパタとさせます。

もちろん、肩甲骨を意識して行います。
(10回を2セット)

【4】最後にもう一度、両手を方にあててひじを大きくぐるぐる回すを、前まわしと後ろ周りで5回くらい行います。かなりスッキリしますよ。

スポンサーリンク

タオルを使った肩甲骨はがしのやり方は?

タオルを使ってできる肩甲骨はがしの方法もあります。やり方は、

【1】タオルを用意し、胡坐をかくようにして床に座ります。

【2】両手を広げ、タオルの両端を掴んで、そのまま真っ直ぐに頭の上へ持っていきます。この時、背筋は伸ばし、両肘は曲げないように注意しましょう。

【3】両肘が後ろの方へ引っ張られているように意識しながらゆっくりと曲げていき、持っているタオルが後頭部を通って首の後ろの位置までいくようにします。

真上から首の位置にいくまで、息を吐きながら行うことがポイントです。

【4】タオルを頭の上に持っていき、肘を伸ばした状態に戻します。

以上を1セットとして目安は10セットですが、回数は自分の体調に合わせて行って下さい。

息を吐きながら、「肩甲骨がはがれている」「肩甲骨が滑っている」と、頭の中でイメージしながらインナーマッスルを刺激することが大切です。

この方法も、首や肩の筋肉が伸びている感覚がとても気持ちいいので、すっきりするはずです。

肩甲骨はがしの動画ならコチラ

肩こりでお悩みなら必見

2015年9月9日(水)のNHKためしてガッテンでは、『肩こり根治マニュアル』として肩こり解消法が特集されました!!

肩こりの新事実が!なんと筋膜のシワを伸ばすことで肩こりを簡単に解消することができます!

筋膜リリースの内容ややり方の動画はこちら

⇒ ためしてガッテン【動画】

スポンサーリンク

肩甲骨はがしのグッズについて

肩甲骨はがしをする時にあると嬉しいグッズ、それは「ストレッチポール」というものです。

ストレッチポールは体の歪みをあるべき状態に戻すために生まれたエクササイズグッズなんですよ。形は円柱型でどこか不安定ではありますが、半円型の安定型もあるのでお好みのものを選んでください。

使い方はとっても簡単!ストレッチポールの上に仰向けで寝て、両手を横に伸ばすだけ!この時ストレッチポールは背骨に合わせてあげるといいですよ。この状態で体を左右に揺らしたりして肩甲骨をはがしていきましょう!

ストレッチポール以外にもさまざまなグッズが販売されています。大手通販サイト、楽天とAmazonそれぞれで人気の高い商品をご紹介します!

楽天で人気の肩甲骨はがしグッズは?

まずは楽天市場で人気の肩甲骨はがしのグッズを紹介します。

★えいマット 7,180円(税込)

えいマット

えいマットはテレビでも紹介された人気商品。

少し不思議な見た目ですが、ゆらゆら揺れるだけでなく、マットについた突起がツボをぐいぐいと押して揉みほぐします。猫背が気になる方にもおすすめのようですよ。

肩甲骨周り以外でももちろん使用可能です。気になる腰回りや下半身にもぴったりです。

★ストレッチハーツ 3,980円(税込)

ストレッチハーツ

なんとあの保坂直樹さんがアドバイザーを務めている商品です。

ストレッチハーツは肩甲骨や骨盤の歪みを正しい位置にしてくれる商品なのですが、「ほぐす」「はがす」「ストレッチ」の3つの効果が一度に得られると大人気の商品なんだとか。

また柔軟性もアップするので体が硬い人にもおすすめですよ。

アマゾンで人気の肩甲骨はがしグッズは?

次はAmazonで人気の商品をご紹介。

★寝ながら肩甲骨スタイル枕 1,765円

寝ながら肩甲骨スタイル枕

肩甲骨に合わせて寝ころぶだけ!

さまざまなエクササイズがあり、1日5分で効果が得られるのだとか。肩甲骨のエクササイズはもちろん、首周りや腰回り、バストアップなどにも効果があるようですよ。

枕はメッシュ地で通気性もばっちりです。

★RIORES (リオレス) ヨガポール 1,930円

RIORES (リオレス) ヨガポール

こちらのストレッチポールはカラーバリエーションもあって女性に人気です。お値段もお手頃で試しやすいですね。

肩甲骨はがしの他にも、インナーマッスルをゆるめることでリラックス効果も得られるとのこと。日々の疲れをこの1本で癒してみては?

スポンサーリンク

100均でも使えそうなグッズは売ってるの?

肩甲骨はがしに興味はあるけど長く続けられるか自信がない。だからお金をかけるのはちょっと、という方は100均でも売っているものを使ってみましょう。それは「テニスボール」です。

やり方はとっても簡単!寝転がり「あ~ここ凝ってるかも~」と思う場所にテニスボールを置くだけ。あとは体を揺らしてテニスボールをコロコロと転がしましょう。体重のかけ次第で自分に合う圧に調整してください。

また肩や背中以外にも足の裏も気持ち良くておすすめですよ。

ただしゴム製のおもちゃのテニスボールはやめておきましょう。普通のテニスボールのあの硬さがポイントなんです。ちょうどいいクッション性がツボを良い感じに刺激してくれますよ。

ストレッチポールほど幅はありませんが、効果としては似たようなものを得られるかもしれませんね。

肩甲骨はがしのストレッチャーの種類は?

肩甲骨はがしのストレッチャー

肩甲骨はがしのグッズで紐タイプのストレッチャーというものがあります。ドアなどにひっかけてグイグイ紐のようなものを引っ張るだけなのですがこれが効果抜群なのだとか。しかも1日2分でOKというから驚きです。

イメージしにくい方は水泳のクロールを思い浮かべてください。あの腕の動きは肩周りをほぐしてくれるんですよ。その動きに似た動作が出来るのが紐タイプのストレッチャーです。

ストレッチャーは紐タイプだけではありません。「えいマット」のようなマットタイプや座椅子のようなものなどもあります。お値段もお手頃なものから高価なものまで幅広く販売されています。

共通して言えるのは、どれも手軽に始めることが出来るということ。自分に合ったもの、続けられそうなものを選ぶといいですよ。

スポンサーリンク

肩甲骨はがしは危険じゃないの?

肩甲骨はがしについて、一部の専門家からは「危険である」という意見が出ているのですが、なぜそのようにいわれているのでしょうか。

「肩甲骨はがし」という言葉は以前より使われています。しかし、昔から専門用語として存在していたわけではなく、整体などで行うマッサージや自分で行うストレッチのイメージから生まれた表現のようです。

もしも、この「肩甲骨はがし」の言葉通りに肩甲骨を周りの筋肉からはがすというのであれば、それはとても危険な行為ですので、言葉通りに解釈した場合、やってはいけないという意見が出るのも当然のことかもしれません。

ですが「肩甲骨はがし」は、「肩甲骨のまわりの筋肉を刺激してほぐす」という目的で、マッサージやストレッチを行うことですので、痛いのに我慢して無理やり行うような場合を除き、「肩甲骨はがしは安全」ということです。

肩甲骨はがし 脂肪燃焼

「肩甲骨はがしは危険じゃない」ということはわかりましたが、一方で「肩甲骨はがしをすれば効果が上がる」といわれている情報には間違いがあるようです。

その情報とは、「肩甲骨はがしをすれば肩甲骨まわりの褐色脂肪細胞が刺激され、脂肪燃焼率が○○倍アップ!」といったようなもので、聞かれた方もいるのではないでしょうか。

この情報の間違いは「褐色脂肪細胞」の部分で、「褐色脂肪細胞」とは乳児や幼児にあり、大人の体にはほとんどない細胞なのです。

このことから、褐色脂肪細胞の刺激によって脂肪燃焼の効果が上がることはありませんので、注意して下さいね。

パソコンに長時間向きあったり、運動不足などで筋肉が固まり、肩こりに悩んでいるけれど解消法がわからないという方は結構多いでしょう。

肩こりが辛い時には一度、肩甲骨はがしをやってみてはいかがですか?肩甲骨はがしで筋肉をほぐし、肩こりを改善すれば、体も心もリフレッシュできますよ!