肩こりや首筋の張り、ストレートネックなどの不調を抱えている方に効果的なマッサージがあるそうです。今回は、【肩甲骨はがし】という施術で肩こりなどの症状を改善する方法を紹介をします。
「肩甲骨はがし」と聞くと、「痛いんじゃないか」とか「怖そう…」と感じる方がいらっしゃるかもしれません。肩甲骨を動かしてストレッチすることを「肩甲骨はがし」と呼んでおり、けっして怖いものではありません♪
肩こりにお悩みの方、必見!!肩甲骨はがしについて、さっそくご紹介していきますね♪
記事の目次はコチラ♪
肩甲骨はがしについて
肩こり、猫背矯正、四十肩、五十肩、ストレートネックでお悩みの方は、肩甲骨の裏側のストレッチをする「肩甲骨はがし」で改善できます。
肩甲骨はがしは肩こりの改善にはもちろん、猫背やダイエット、バストアップにも効果的なんですよ!これはぜひ試してみたいですよね♪
⇒特にこのような方にお勧め!
- 長時間のスマホの使用でストレートネックになっている
- 長時間のパソコン、デスクワークで肩こりが辛い
- 普段から姿勢が悪く、猫背・巻き肩を改善したい
- 首筋がムズムズして片頭痛などがある
- 長時間座っていることが多く、背中が丸く張ってくる
- 子育て中の主婦、産後のママさんでお子様を抱きあげたりすることが多く、疲れが抜けない
おは朝で紹介!肩甲骨はがしのメリットは?
肩こりは首から肩にかけての筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋など)が緊張することで血流が悪くなったり、疲労物質が溜まることで起きます。
主な症状は痛みや張りといったものですが、人によっては頭痛や吐き気などにも繋がりとても不快なものですよね。
そんな症状を改善する為に多くの人はマッサージや指圧といったものに通われます。この場合、症状のある場所を叩いたり揉んだりするわけですが、実はマッサージや指圧では解消しないんです。
その時、一時的に解消はしますがすぐに元に戻ってしまいますよね。というのもマッサージなどは筋肉の表面を刺激しているだけで深部までは刺激が到達していないんです。
これでは症状が良くなるばかりか悪化してしまうこともあるんですよ。
そんな辛い肩こりを解消すべく最近注目されているのが「肩甲骨はがし」です。 【はがす】と聞くと何だか恐ろしいですが、肩甲骨周りの固まった筋肉をほぐすことができます。
他にも腕を使ったスポーツ、例えばゴルフや野球などをされる方においてはパフォーマンス力もアップするのだとか!
ただし、自己流で肩甲骨はがしをすると悪化させたり、あまり効果が得られないなんてこともあります。そうならない為にも、正しい肩甲骨はがしをマスターしたいですね。
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肩甲骨はがしの施術ができない人の特徴とは?
肩甲骨はがしはどなたにも適応できるのではありません。このような方は止めておきましょう。
- 肋骨と肩甲骨の間に脂肪セルライトが多い体脂肪が高い方
- 体脂肪が低くても、筋肉が邪魔をしてしまう筋肉質の方
- マッサージ機や指圧器機などを多く使用しており、皮膚が硬化している方
このような方は、肩甲骨の裏に指が入りにくく、効果が得られにくいです。
また、高齢者や骨がもろくなっている骨祖ショウ症の方は肋骨に負担がかかるので基本的にできません。
高齢者の方の施術はその方の健康状態にもよるので、ひどい症状でお困りの方は、一度相談をしてみることは良さそうですね。
肩甲骨の柔軟性をチェックする方法とは?
まずは自分の肩甲骨の柔軟性をチェックしてみましょう。
肩こりの自覚症状が無い方も実際には多くいらっしゃいます。今は自覚症状がなくてもいきなり痛みが出たり、肩が上がらないなどの症状が出ないとも限りません。
まずは肩甲骨が硬くなっていないかを確認し、もしチェック項目に当てはまるようであれば肩甲骨はがしなどでほぐしておくといいですよ。
その①:ひじから先を合わせます。そのままの状態でひじがアゴより上に持ち上がらない。
その②:まず両腕で自分の体を抱え込みます。この時肩甲骨が掴めない。
上記2つのチェックの内、1つでも当てはまるようであれば肩甲骨まわりが硬くなっているかもしれませんよ。
他にも後ろ姿を見た時に肩の位置が左右で異なる場合も肩甲骨周りが硬くなっているかも。
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効果的なマッサージ方法は?
肩甲骨の効果的なマッサージ方法はこちら♪
まず、四つんばいになります。片方の手を前に大きくずらして、もう片方の手を身体の下をくぐらせます。反対側も同様に行います。
顔の前で肘から上の部分をくっつけたまま、なるべく上に動かします。
両肘を後ろに動かして、肩甲骨を寄せます。
まず、右腕を90度の角度で垂直に曲げます。このとき、指先は天井に向けてくださいね。次に右腕を固定したまま左腕を右肘の真下に合わせ、左腕を立てます。左手の指先を右の手のひらの下に合わせたら、ポーズの完成です。反対側も同様にストレッチしましょう。
寝ながら肩甲骨はがしのやりかたは?
肩甲骨はがしは色々な方法が紹介されていますが今回は何と「寝たまま」出来る肩甲骨はがしをご紹介します。
寝ながら肩甲骨はがしをするメリットは「場所と力加減の調節が自分で出来ること」「自分自身の体重が圧になるので筋膜の深部まで刺激が届きやすい」という点です。では早速始めてみましょう!
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【寝ながら肩甲骨はがしの方法】
まずは準備体操をしよう!
①両膝を立てて腰幅に開きましょう。
②こぶしで鎖骨の下を軽く叩いていきます。左右10~30秒を目安に!
→一見意味がないように思えますが、鎖骨の下を軽く叩くことで筋肉がほぐれます。すると肩甲骨が動かしやすくなるんですよ。
③胸の中央、肋骨をこぶしで叩きます。→この時痛いようであればストレスが溜まっている証拠なんだとか!
では本番!寝ながら肩甲骨はがしに入って行きますよ。
~背中から腰にかけて~
①仰向けに寝転び、両手で膝を抱え込むようにします。
②このままの状態で体全体をゆっくち左右に転がるように動きましょう。この時一方だけ行きにくいなどがある場合、肩甲骨が左右均等ではないということになります。
~首の付け根~
①両膝を立てて腕を組みます。そしてお尻を持ち上げましょう。
②首の根元あたりに体重をかけ、腕を左右に動かしながら首の付け根をほぐしていきましょう。この時、圧がかかっていることを感じましょう。
背中の上部~首にかけてが一番老廃物が溜まりやすいのでしっかりほぐしてあげるといいですよ。
~背骨周り~
①タオルを縦半分に折ってねじります。
②ねじったタオルを背骨に沿って敷いてください。
③先ほどと同じように両腕を組んで左右にごろごろ~。目安は10~30秒です。
→タオルは柔らかい素材ですので骨への負担が少なくすみますよ。
~肩甲骨周り~
①両膝を立てて腕を組みます。そしてお尻を持ち上げましょう。
②片方の肩甲骨は床につけたまま、組んでいる腕をゆっくり回しましょう。コリを感じる部分はしっかり回していきます。
→ゴリゴリと音がする方もいます。肩甲骨がはがれている音なので大丈夫ですよ。
③逆も同じように回しましょう。
上記が寝ながら肩甲骨はがしの方法です。体がポカポカするのが分かると思いますよ。ただし一度ですぐ効果が出るわけではなく、継続することが大切です。
続けることで辛い肩こりともおさらば出来るかも!継続して行いながら、時々肩甲骨の柔軟チェックをすれば効果が見えて楽しいですよ♪
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肩甲骨剥がし動画
肩こりや首筋のコリ、四十肩、五十肩、ストレートネックなどは、とても不快で気分も沈みがちで 日常生活にも支障が出たりしますね。
そんな症状を和らげる、肩甲骨はがしは有効な施術のようです。いろいろ試してもダメだった方も初めての方も試してみる価値がありそうですね!
マッサージは肩甲骨を意識してやってみてくださいね♪「いろいろな方法を試してみたけれど、肩こりが良くならない」という方は、ぜひ肩甲骨はがしにトライしてみてください☆