数年前までは処方箋がないと購入出来なかったロキソニンですが、法律が改定されてからは薬剤師がいるドラッグストアでも購入出来るようになりました。
そんなロキソニンですが実は肩こりにも効くと言われているのですが、実際どうなんでしょうか?今回はロキソニンと肩こりについてまとめましたよ♪肩こりでお悩みの方はぜひ参考にしてください!
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ロキソニンは肩こりにも効果的?
ロキソニンといえば頭痛に効くというイメージですが、実は肩こりにも効果的なんですよ♪
といってもロキソニンを飲んで肩こりが治るわけではありません。ロキソニンは鎮痛効果があるので、一時的に肩こりの痛みを抑えているということになります。ですので薬の効果がなくなると再び痛みが出てきます。また、逆を言うと痛みがない時は効果を発揮しません。
そもそも肩こりは血流の悪さが原因です。ですがロキソニンは血流を良くするという働きは持っていないんです。ロキソニンは神経に働く薬なので、痛みがない肩こりでロキソニンを飲んでも「効かない!」ということになるかも。少し注意したいですね。
飲み薬よりテープ(湿布)がおすすめ!
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肩こりのときに湿布を貼る人がいますが、ロキソニンからも貼るタイプが出ているのをご存知ですか?ロキソニン錠剤と同じ効果があるので、肩こりに特化したいのであればロキソニンテープの方がおすすめです。
成分が体内に浸透して肩こりの痛みを抑えてくれるのですが、持続時間も比較的長いようです。効果のピークは4時間後とされていますが、徐々に効果が薄れていくとはいえ24時間効果が続くとのこと。人によっては2日目も効果を感じる人がいるのだとか!これは錠剤よりも効果が持続するので嬉しいですね♪
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長時間の効果が得られることもあり、使用は1日1回になります。少し効果が薄れたかな?とすぐに何度も貼り替えていると副作用の心配も。それだけ体に負担がかかるということですので用法用量はきちんと守るようにしましょうね。
また長時間貼り続けることも注意が必要です。効き目が強いので長時間貼りっぱなしにしているとかぶれたり湿疹が出ることもあります。皮膚だけでなく、消化器官や肝機能などにも影響があると言われています。
また「喘息持ちの方は誘発しやすくなる」などの報告もあるので使用する際は注意しましょう。
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副作用や使う時の注意点は?
ロキソニンテープの副作用は主に貼った部位に生じることが多くあります。例えばかゆみや赤くなったり、かぶれたりなどの症状が多いようです。
またごく稀な症状としては胃の不快感というのもあるみたいですね。これはロキソニンに含まれる成分が胃の血流を減らす働きがあるからと言われています。血流が減ると胃を保護する力も弱くなり胃の不快感に繋がるようです。他にも肝機能障害を起こすこともあるようです。
そんな強力な効き目のロキソニンテープを絶対に使ってはいけない方もいらっしゃいます。
- アスピリン喘息のある人(既往のある人も含みます)
- 光線過敏症の既往のある人
- 妊娠後期の人
特に妊娠後期の女性は注意が必要です。というのも母体に影響があるというよりも胎児に悪影響だからです。絶対に使用しないでくださいね。
ロキソニンテープはどこで買えるの?
ロキソニンテープは以前までは処方箋がないと手に入りませんでした。ですが最近CMでも見かけることが多くなりましたよね。なのでそれまで処方箋で購入していた人にとっては「??」という感じではないでしょうか?
実は2016年8月に法律が改定し薬剤師さんが常駐しているドラッグストアで購入することが出来るようになったんです。また調剤薬局でも処方箋なしで購入出来ますよ。
購入する際の注意点ですが、購入は1箱までです。まとめ買いしておこう!と思っても出来ないんです。また購入者自身が使う目的でなければ購入出来ません。「家族が使うから」という理由では購入出来ない決まりになっています。少々厳しいように思えますが、それだけキツイ薬ということを忘れないでくださいね。
またよくある質問ですが、「医療用と違いがあるの?」と気になる方もいるはず!安心してください。医療用もドラッグストアなどで購入するものも大きな違いはありません。
ロキソニンはよく効きますが、ロキソニンテープの方が肩こりには効果的のようですね。とはいえとてもキツイ薬ということも分かりました。使用するときはきちんと記載されている用法を守るようにしましょう!
また何か異状を感じたら使用をすぐにやめて病院で診てもらうようにしてくださいね。