皆さんは肩甲骨にどんなイメージをお持ちですか?
肩甲骨は背中側にあるため自分では直接見ることができませんから、「あまり深く考えたことがない」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、この肩甲骨があるからこそ、私たちはさまざまな動作を行うことができます。
ここでは、肩甲骨の役割や特徴、ストレッチ方法などをご紹介しています。
肩甲骨の役割と特徴について
人間の肩甲骨は進化の過程で「体を支える」から「腕の可動域を広げる」という役割に変化してきました。
そのため、腕の一部や付け根と意識して動作を行った場合、動きが力強く大きくなります。また、動きの自由度も高いです。
しかし、動きの自由度が高いということは肩甲骨の周りに多くの筋肉がついているということですので、これらの筋肉に炎症が起きやすいともいえます。
下方回旋に関係する動作について
肩甲骨はさまざまな筋肉とつながっており、いくつもの動作を可能にしています。
肩をすくめる動作などの「挙上」、挙げた肩を下ろすときの動きである「下制」、胸を張る動作のときなどの「内転」、モノを前に押し出したりするときの「外転」、上腕が外転するときの動作である「上方回旋」、そして背中に手を回すときの動作である「下方回旋」の6つの働きがあります。
私たちが普段何気なくしている動作や姿勢でも、肩甲骨の働きが大きくかかわっていることがお分かりいただけたと思います。
しかし、姿勢の悪さなどが原因で肩甲骨の周辺の筋肉が固まってしまったり、血行が悪くなると肩こりや痛みなどにつながってしまいます。
では、肩甲骨がスムーズに動くとどんな良い理由があるのでしょうか。
肩甲骨がスムーズに動くと良い理由は?
肩甲骨がスムーズに動くと肩こりが和らいだり姿勢が良くなるほか、呼吸の質が上がったり、ダイエットにも効果が期待できます。
下方回旋の筋に効果的なストレッチは?
下方回旋の筋に効果的なストレッチ方法はこちら♪ぜひ試してみてくださいね☆
⇒ 自宅でできる肩甲骨可動域向上トレーニング【動画】
私たちの動作に欠かせない肩甲骨。ストレッチで労わってあげましょうね♪