ツボを押すと痛みが走るような部位もありますよね。背中にあるツボをおすと激痛、ひどい痛みが走る場合には何か病気である可能性があります。
実は背中の痛みから見つかる病気はたくさんあるんですよ。背中だけに痛みがあるのか、それとも背中から腰にかけて痛みがあるのか、さらにプラスして痛む場所があるかによって可能性のある病気を見つけることができます。
背中の痛みと病気の関係は?
背中に痛みがあるけど、どんな病気か分からない…なんてときは、自分の症状と照らし合わせて一度確認してみると良いかもしれません。
■背中と首に痛みやコリがある場合
〈頸椎椎間板ヘルニア・脊髄腫瘍・変形性頸椎症〉■背中と脇腹に痛みやコリがある場合
〈尿管結石・帯状疱疹・脾腫〉■背中だけに痛みやコリがある場合
〈脊柱後弯症(円背・亀背)・脊髄梗塞・肋骨骨折・脊髄損傷〉■背中から腰が痛み、腹痛や吐き気、腰痛がある場合
〈急性膵炎・腎梗塞・消化性潰瘍〉■背中から腰が痛み、急に激しい痛みに襲われる場合
〈化膿性脊椎炎・腹部大動脈瘤・解離性大動脈瘤〉■背中から腰が痛む場合
〈脊椎圧迫骨折・強直性脊椎炎〉
症状から病気が分かったら、出来るだけ早く専門医を受診するようにしましょう!早期治療は早期解決に繋がりますよ!
背中のツボを刺激するときの注意
- 爪が長いとツボ押しする際に肌が傷ついてしまう場合があるので、短くカットしましょう。
- 肌が皮膚炎を起こしていたり、ブツブツがあるときはツボ押しはひかえましょう。
- 背中の張りが強い時は、蒸しタオルなどで温めリラックスした状態から始めましょう。
- あまり強くツボを押しすぎないようにしましょう。
- 食事をした場合は30分程間を空けてから行いましょう。
- 薄着で行う場合は、体調を壊さないように室内の温度管理に気を付けましょう。
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背中のツボを見つけるコツは?
自分で背中のツボを押すのはなかなか難しいです。自分では背中が見えないし、プロではないのでツボを押していても「この場所でいいのかな…?」なんて疑問に思ったりしますよね。
そんなときは、以下のような違いを感じとってツボ押しをしてみましょう!ツボが見つけやすくなりますよ!
- かたさがある
- へこみがある
- 膨らみがある
- 冷たさを感じる
- 熱さを感じる
- 痛さを感じる
- 気持ちが良い
- カサカサとしている
膏肓の効果や押し方について
背中には肩甲骨の内側に【膏肓】という名称のツボがあります。「こうこう」と読みます。背中のコリや痛みにも効果的なんですが、この膏肓がひどく張っているような状態の場合には、東洋医学において消化不良だったり食べ過ぎである「食滞」と呼ばれる症状があるケースが考えられます。
なので膏肓を押してひどく傷んだり、膏肓が張っている場合には、毎日の食事や食生活・生活習慣を改善する必要が出てきます。毎日の生活習慣などを見直してみましょう。
膏肓の効果としては背中のコリや痛みだけでなく慢性的な肩こりや呼吸器系の疾患、感冒などにも効き目があります。膏肓は背中にあるツボですから自分では押すことができません。座りながら、またはうつ伏せに寝転んだ状態で誰かに押してもらいましょう。
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