深呼吸したときに肩甲骨や背中が痛むのは、筋肉痛やコリが原因であることが多いです。しかし、骨折や神経痛、内臓疾患などさまざまな病気が原因で肩甲骨や背中が痛む場合もあります。
ふと深呼吸したときなどに、肩甲骨に痛みがでると驚きますよね!!「どうして肩甲骨が痛むの?」「もしかして病気!?」と不安になりませんか?
ここでは、肩甲骨の痛みの原因や考えられる病気、ストレッチ方法などをご紹介しています。
記事の目次はコチラ♪
深呼吸で背中の右側が痛む理由は?
深呼吸した際に背中の右側だけに痛みを感じる場合には、肝臓に何かしらの問題を抱えていることがあります。
肝炎を患っている場合、原因は過度な飲酒によることが多いようです。また、胆嚢に石が溜まっている場合もあります。
そして、呼吸をした際の背中の右側に発生する痛みを解消するための対処法としては、食事を改善することをオススメします。
コレステロール値が高い脂質の多い食事や毎日飲酒する生活を改善し、肝臓に負担がかからないような食事を心がけることが大切です。
呼吸をした際に背中の右側に痛みを伴うときは、進行している肝炎または肝臓がんの可能性もあります。軽い背中の痛みだと油断せずに、早急に医師に相談することをオススメします。
身体の右側に痛みが出る場合、特に肝臓は病気が進行しないと自覚症状が出ません。肝炎の場合には、初期症状が風邪にも似ているため見落としがちですので注意が必要です。
病院を受診し、医師の判断を聞くことは一番重要ですが、肝臓に良い食事を心がげることにより背中の痛みも改善されることがあります。
肝臓に良いものとは、貝類やレバーなど比較的簡単に摂取しやすいものが多いので、無理なく食事の改善が出来ます。
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深呼吸で背中の左側が痛む理由は?
深呼吸した際に背中の左側だけに痛みを感じる場合には、膵臓疾患、狭心症、心筋梗塞、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの身体の左側に位置している臓器に何かしらの問題を抱えていることがあります。
こちらの臓器のどちらかに疾患がある場合には背中の左側が痛むだけではなく、同時に吐き気頭痛・胸やけや便秘・下痢などの症状も併せて発症することが多いです。
もちろん筋肉疲労や無理な体制や姿勢により、背中の左側だけが痛むこともありますが吐き気等の症状を伴う場合には早めに病院を受診し、医師の診断を受けることをオススメします。
考えられる病気や対処法について
肩甲骨の痛みから考えられる病気や対処法はこちら!!
外部から強い衝撃を受けたときや、風邪で何日も咳が止まらなかったときなど、肋骨が骨折している場合があります。
骨折を予防するためにはたんぱく質やカルシウム、リンなどの骨や筋肉をつくる栄養素を十分に摂り、適度な運動を行うことが大切です。
風邪、胸椎の圧迫骨折、心臓の病気、大道脈瘤などが原因で起こります。鎮痛剤で治療することがほとんどですが、麻酔注射や低周波治療を行う場合もあります。
慢性的な運動不足や姿勢の悪さ、肥満などが原因であることが多いです。痛みがあるときは安静にしましょう。普段の姿勢の矯正や適度な運動を心がけてください。
このほかにも胸椎前方変位や、狭心症や気胸、心筋梗塞などの呼吸器疾患や循環器疾患、内臓疾患が隠れている場合もあります。
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深呼吸で背中が痛む時の対処法とは?
背中の痛みが長期間続くようでしたら、内科や整形外科などの病院を受診することをオススメします。ここでは比較的軽い症状の場合に自分で出来る対処法をご紹介しましょう。
筋肉疲労や筋肉のコリなどにより背中が痛む場合には、お風呂にゆっくりと浸かったり、温湿布などで上手に使い患部を温め血行を良くすることがオススメです。
身体の中から温める食事のメニューとしては、血行改善に効果のあるしょうがや、人参、ごぼう、かぼちゃなどを使った料理がオススメです。
ケガや筋などを伸ばしたことによる背中の痛みには、患部の炎症を抑えるため、冷却湿布やハッカ油を利用し冷却することがオススメです。入浴時にもぬるめのシャワーがオススメです。
深呼吸で背中が痛まないようにするための予防策は?
◆ストレッチ
対処法にも良いのですが、予防としてもストレッチは効果的です。お風呂上がりの身体が温まっているときに筋肉をほぐすことは寝付きもよくなりオススメです。
◆身体を冷やさない
冷えはコリを招く以外にも身体の様々な不調の原因となります。肌着などで体温を調節することをオススメします。身体をきつく締め付ける下着も厳禁です。
また、トマトや白砂糖、コーヒーなどの身体を冷やす食べ物を取り過ぎないことも重要です。
◆ストレスを溜めない
普段から、ストレスを溜めず、心身共にしなやかなを身体をつくることが大切です。
背中が痛む場合のストレッチ法は?
肩甲骨の筋肉からくる痛みはストレッチで改善できます。背中が痛む場合のストレッチ方法はこちら♪
①背中を伸ばして後ろで手を組み、胸を張ります。
②体が前に倒れないように注意しながら、後ろで組んだ手を上に挙げていきます。いっぱいまで挙げてくださいね。
③この姿勢で深呼吸をします。痛みがある場合は中止してください。深呼吸してラクだった場合は、そのまま深呼吸を5回行います。
⇒ 息を吸うと背中が痛い時の対処法【動画】
深呼吸をすると肩甲骨や背中が痛むという方の参考になれば嬉しいです。