肩こりで苦しんでいる人は、本当に多いですよね。中には、肩こりに加え、肩が熱いと感じる方もいると思います。
しかしそれは、ただ肩こりがひどくて熱を持っているだけのことでしょうか?また、熱を持っているからといって、冷せば治るのでしょうか?
これから、肩が熱くなる原因や対処法などを見ていきましょう!
熱い感覚がある肩こりの原因について
日常的に運動をしていない人が急に激しい運動をして、肩が痛くなることがあります。これが、熱を伴う肩こりの原因の一つです。
普段使っていなかった肩の筋肉が、急な運動で傷ついてしまい、筋肉の炎症を引き起こします。その炎症のせいで、肩が熱を持つことになります。
急な運動の他、長い時間同じ姿勢でいることも、筋肉炎症の原因の一つになります。
長距離の車の運転や、長時間のデスクワークなど、長い時間同じ姿勢を保つことで、肩の筋肉に疲労が蓄積され、炎症が引き起こされます。この場合も、痛みと共に、熱も伴います。
首や肩周辺が熱いのは病気のせい?
急な運動もしていない、長時間同じ姿勢もとっていない、それなのに首や肩の周辺が熱いと感じる場合は、自律神経の乱れや、ヘルニアの可能性があります。
年齢を重ねると、体温調節がうまくできなくなったり、発汗の機能がうまく作用しなくなってくることがあります。
これは、自律神経の乱れからくる症状で、この自律神経の乱れが、しつこい肩こりや、首や肩周辺が熱く感じるような状態を引き起こす原因となります。
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自律神経の乱れのほかに、椎間板ヘルニアが原因になることもあります。加齢やストレートネックなどにより、首の骨の椎間板の弾力性が失われていきます。その過程で変形した骨が脊髄の神経を圧迫します。
それにより、肩がこったり、首や肩周辺が熱く感じたり、痛みやしびれが引き起こされます。この場合の肩こりが、椎間板ヘルニアと考えられます。
熱がこもっているときの対処法は?
筋肉が炎症を起こして熱がこもっている場合は、患部を冷やすことが重要になります。
通常の肩こりであれば、肩を温めて血行を良くすることが基本ですが、筋肉の炎症により熱がこもっている肩こりの場合は、炎症を鎮める必要があります。
傷めた筋肉の炎症を取り除くためには、冷湿布などで患部を冷やし、熱をとることで、肩こりを緩和していきましょう。
一口に肩こりと言っても、様々な原因があります。肩こりの症状をきちん把握して、改善していくことが重要ですね。
適度な運動、適切な処置で、上手に肩こりを撃退していきましょう♪