肩甲骨が張ることが原因となり、肩こりを感じる方も多いといえます。
全体的な痛みやコリ、右肩甲骨の痛み、左肩甲骨の痛みなど、肩甲骨の痛みといってもそれぞれの症状があります。
実は肩こりだけが原因ではなく、筋肉痛や骨の歪みが原因の場合もあるのです。また、特に左肩甲骨の痛みを感じる方は内臓の病気が原因の場合も多いので気をつけなければいけません。
記事の目次はコチラ♪
左肩甲骨の痛みについて
日ごろ肩こりに悩まされている人でも、そうでない人でも注意したい痛みがあります。それは【左肩甲骨】の痛みです。
肩こりの場合もありますが、違う病気の可能性があるんですよ。その一つ原因として心臓疾患が考えられることもあり、左肩甲骨の痛みがあり 過呼吸ではないのに息苦しく感じる症状があります。家族に心臓の病気がいる方は特に注意が必要です。
もちろん肩こりという可能性もあります。ちょっとしたサインがあるそうなので見てみましょう!
左の肩甲骨の痛みというのは、内臓疾患の中でもすい臓からのサインと考えられます。
すい臓は「沈黙の臓器」と言われるくらい病気になっていても症状がなかなか出てきません。症状が出る=手遅れという場合も多く、注意が必要な臓器です。
すい臓の病気で代表的なものといえば「すい炎」になります。慢性すい炎の場合、左の肩甲骨付近に痛みが現れます。同時にお腹の上部にも鈍い痛みが起きることもあるそうです。
もし心当たりがある場合はすぐ病院で診てもらってください。すい臓は一度組織が壊れると元に戻りません。悪化する前に検査してみましょう。
★サイン★
左の肩甲骨のやや下付近に痛みがあり、腹部の上あたりに鈍い痛みがある。
実は心筋梗塞の場合、左の肩甲骨あたりに痛みが出ます。
心筋梗塞は動脈硬化が原因で起きる病気で、心筋に流れる血液がストップし、細胞が壊死する怖い病気です。一度壊死すると元に戻りません。最悪の場合、死に至ることも。
心筋から脳に続く神経というのは左肩にある神経と交差しているので、脳が肩の痛みと勘違いします。これが左の肩甲骨付近の痛みが生じる原因です。
左肩以外にも、左手の小指、あご、歯などに痛みや痺れが出ることもあります。異変を感じたらすぐに病院へ行くようにしてください。
★サイン★
左の肩甲骨だけでなく、左手の小指やあご、歯などにも痛みや痺れがある。
いずれも左肩甲骨の痛みの根本的な理由や対処法を知ることで、適切な治療を受けることが早めの改善へと向かうものだともいえます。
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肩こりが原因で痛む場合
肩こりの場合にも左の肩甲骨に痛みが出ます。原因はパソコンやスマホを長時間使用したり、読書や運転などさまざまです。姿勢が悪い人や運動不足の人なども多いようです。
肩こりによる痛みであれば、筋肉をほぐして血行を良くするなどで改善していきます。ですがそれでも良くならない場合、胃の不調が考えられます。
胃は左背中、腕の筋肉と繋がっており、ストレスや暴飲暴食で胃が不調になると左肩に痛みが出ます。胃はストレスの影響を受けやすい臓器なので、ストレッチと一緒に行うと肩こりも解消しやすくなりますよ。
すぐにできる対処法を紹介
痛みを軽減させる方法として、息を吸いながら肩を耳に近づけて肩甲骨を上下にするイメージで動かしたり、また、両腕を曲げて肩に指先を当て、肘で大きく円を描くように肩甲骨を回すイメージで動かしていくことも、痛みを改善できる一つの方法です。
このようにストレッチを行ったり、時にはコリを感じた時はマッサージなどでほぐしていくことも大切なことといえます。
しかしながら、いつもと違う痛みを感じた時やいつまでも治らない痛みが続く場合は、早めに信頼のおける専門の医師ご相談することをお奨めします。