何だか肩甲骨や背中がむずむずする!上手く説明出来ないけど肩こりとも違うような・・・。そんな症状はありませんか?確かに説明が難しくて病院に行くにもどうしていやらって感じですよね。
実はそのむずむず「脚」が原因かも!今回は肩甲骨などがむずむずする原因についてまとめました!
記事の目次はコチラ♪
肩甲骨がムズムズする理由は「脚」?
みなさんは「むずむず病」って知っていますか?その名の通りなのですが、足がむずむずする病気で、足だけでなく手や背中といったところも症状が出るんだそうです。
つらい症状ですが周りには伝わりにくいので困っている人もいるのではないでしょうか。そんなむずむず病を少し見てみましょう。
むずむず病の正式名称は「むずむず脚症候群」といいます。体の足や手といった末端部分に不快な症状や痛みが伴う病気なんですよ。
むずむず病は発症した人にしか分からない少し特殊な病気。掻きたいのに掻けない、じっと出来ない、かゆい、針さ刺される感覚、虫が体を這っている感じといった表現がされます。
発症すると夜眠れないといった人が多く、睡眠障害と間違われることもあるのだとか。
むずむず脚症候群の原因について
むずむず脚症候群の原因ですが、実はまだ解明されていない病気で決定的な原因はつかめていません。考えられる原因をいくつかご紹介します。
《ドーパミンの影響》
ドーパミンは自律神経が大きく関わっているのですが、アドレナリンの前駆物質になり、不足したり減少したりするとパーキンソン病を発症するそうです。
ドーパミンは脳でとても重要な働きをする大脳基底核といわれる部分で作用します。主に筋肉の緊張や感覚を司る場所でドーパミンが減少すると異常な感覚が出るとのことです。
《鉄分不足》
ドーパミンを作る上で必要なのが鉄分です。鉄分が不足するとドーパミンが減少し、むずむず病が出るといわれています。
《他の病気の影響》
糖尿病や運動不足などの影響もあるとされています。末梢神経や中枢神経、自律神経に影響があるものは原因になりうるということ。他にも腎不全や慢性の間接リウマチもむずむず病が出るそうです。
《その他》
脊髄、末梢神経の異常であったり、遺伝ということも考えられます。
さまざまな合併症も引き起こすむずむず病の原因が早く解明されるといいですね。
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食事療法でむずむず病を改善できる?
むずむず病の症状を抑えるためには食事の見直しも効果的とされています。
むずむず病の食事療法ですが、【チロシン】という成分を意識して摂取するといいそうです。チロシンは大豆製品に多く含まれる成分で、高野豆腐や湯葉、きなこがおすすめです。チーズやしらす、米、柿などの果物や野菜にも多く含まれるとのこと。
そして【鉄分】も摂取しましょう。レバーや牛もも肉には多くの鉄分が含まれます。貝類や干しえび、大豆製品、ひじき、小松菜やほうれん草と周りを見れば鉄分を含む食材がたくさんあります。少し意識するだけで無理なく摂取出来ますね。
チロシンと鉄分をたくさん摂取すればドーパミンの生成にも効果的です。症状を抑えて改善が期待出来ますね。
むずむず病に良い飲み物、悪い飲み物は?
むずむず病を発症している人はすぐにでも症状を抑えたいですよね。そんな時は効果的な飲み物を飲んでみるのも一つの手ですよ。
最近はインターネットでコーヒーが効果的と話題になっていますが、実はこれはまったくのデタラメなんだとか。コーヒーは良くなるどころか症状を悪化させる危険があります。
むずむず病は鉄分不足も原因とされており、コーヒーに含まれるカフェインはそんな鉄分の吸収を妨げてしまいます。カフェインを含むものはコーヒーの他にも紅茶や緑茶、コーラなどがあります。
では効果的な飲み物は何か?それは麦茶などのカフェインが入っていないお茶です。他にもローズヒップなどのハーブティーも効果的ですよ。
ローズヒップやエルダーフラワーといったハーブティーは鎮静効果もあるのでおすすめです。むずむず病を発症しやすいとされる妊婦さんでも安心して飲めますね。
むずむず病を放置するとどうなるの?
むずむず病は夜に症状が出ることが多く、不眠症の原因にもなります。不眠症は鬱や情緒不安定など精神疾患を引き起こすことがあります。
また日中睡魔に襲われて集中力が切れてしまい仕事や勉強に支障をきたすこともあります。
そして、寝るとき以外でも症状は出ます。例えば電車や飛行機、会議中など足を動かすことが出来ない場合でも出るんですよ。
動かしたいのにじっとしておかなければいけない苦しさは本人にしか分からないですよね。こういったさまざまなストレスから他の病気を発症することもあります。
ですのでよく分からないといって放置せず、まずは病院にいって相談してみましょう。薬や食事療法など自身にあった改善策がきっと見つかると思いますよ。
もし「むずむず脚症候群」であれば早期に対策して少しでも症状を抑えるようにしましょう。毎日の食事でも改善出来ることは試してみてもよさそうですね!