筋肉のこわばりの原因はコレ! 自律神経失調症の症状かも?

筋肉のこわばり

普段やらない運動をしたり、いつもと違う作業をしたなんていうこともないのに、筋肉のこわばりがあったり筋肉痛になったりしたら、それは自律神経失調症が原因かもしれません。

ここでは、筋肉のこわばりの原因や自律神経失調症についてご紹介します。

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筋肉のこわばりの原因とは?

こわばりの原因

交感神経が優位に働いていると、身体は常に緊張した状態になります。緊張していると身体の筋肉のこわばりが起き、血管が狭くなることで血行が悪くなります。血行が悪くなると筋肉や神経に酸素が行き届きづらくなり、痛みやこわばりを感じるのです。

これが自律神経失調症の筋肉の痛みやこわばりの原因です。

自律神経失調症の症状について

自律神経失調症の症状

自律神経は、昼間は交感神経、夜間は副交感神経という入れ替わりで働いています。約12時間で働きが交代します。

生活のリズムが乱れたりストレスや夜更かし、睡眠不足などで交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、交感神経が優位に働いてしまう状況が続くのが自律神経失調症です。

自律神経失調症の症状として【肩こり】や【頭痛】が挙げられますが、これらも筋肉のこわばりと同じで血行が悪く酸素が身体に行き届かないことが原因です。

筋肉のこわばりへの対処法は?

肩のストレッチ

筋肉のこわばりへの対処法としてマッサージや湿布を貼ることを考えてしまいますが、根本の自律神経失調症の治療をしなければ再発の可能性があります。

自律神経失調症の原因のほとんどはストレスとだと言われています。生活習慣を正し、ストレスをなくす生活を心がけながら、まずは医師の診断を受けるのが一番です。自分に合った正しい治療を行うことで、不快な症状は改善へと向かっていくでしょう。

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こわばりを治すストレッチ方法は?

肩こりに悩んでいる人、世の中に多いと思います。湿布を貼ってもその時だけ楽になるだけで、またやってくる肩こり…。今から紹介するストレッチで少しでも肩こりが楽になれるかもしれませんよ?是非試してみてください。このストレッチは15秒あれば誰でも簡単にできちゃいます。

【ストレッチ方法】
①右手で頭を押さえながら、引き寄せるように前方に倒そうとします

②その時首は上の方向とは逆で、力を入れてそれを止めます(この状態で5秒程キープしてください)

③ キープした状態で5秒待ち、5秒たったら首の力を抜き、右手で頭を引き寄せ、首をストレッチします(この状態で10秒程キープしてください、息を吐きながらやると効果的です)

※2.3回繰り返してみてください。慣れたら反対側もやりましょう。

やり方が簡単なのでどなたでもできるストレッチ方法だと思います。毎日を目標に是非試してみてください。効果は期待できます。

筋肉のこわばりを治す漢方薬とは?

漢方薬と聞くと、妊婦さんや風邪をひいた時に飲むものかな…って思ってましたが、肩こりに効く漢方薬があるみたいなんです。

漢方薬は様々な生薬が配合されて作られた薬なので、体にはいいです。飲み続ける事で効果を発揮します。そこで今回は、肩のこわばりを治す漢方薬についてお話していきます。

肩のこわばりに適している漢方薬は葛根湯(カッコントウ)です。筋肉の緊張をゆるめてくれる(シャクヤク)と(甘草)という成分を含みます。

葛根(クズの根)にも筋肉の緊張をゆるめる成分が含まれています。筋肉を弛緩させて温めて血流を改善してくれます。肩のこわばりを感じる人は、首筋や肩を温めてみてください。

肩こりに適している漢方薬は独活葛根湯(ドクカツカッコントウ)です。

葛根湯に独活(ドクカツ)と地黄(ジオウ)を配剤した漢方薬です。独活は痛みを止める成分が含まれていて、血管を拡張させて血流を促進してくれます。

漢方薬と言ってもたくさん種類があります。また、肩こりに効く漢方薬は用途によって処方されるモノが変わってきます。

今回は肩のこわばりと肩こりに効く代表的な漢方薬について書きましたが、日頃の肩こりの状態について詳しく話せるようにしておきましょう。自分自身の肩こりに適した漢方薬を処方してもらえると思います。

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