いつも肩こりが酷い。腰痛もある。そういう人って結構多いですよね。肩こりは現代病とも呼ばれているので慢性的になっている人も少なくありません。
そんな時、姿勢が原因と言われたことはありませんか?姿勢が悪いと背中が丸くなってしまい猫背になります。すると肩周辺の筋肉が固まってしまって肩こりに繋がってしまいます。
そんな肩こりの元凶ともいえる猫背ですが、もしかしたら肩の高さが違うのかも!?これは要チェックです!
記事の目次はコチラ♪
肩の高さが左右で違う理由は?
左右の肩の高さが違う人って結構いるようですよ。その原因というのは、よく使っている方の筋肉疲労によるものとされています。疲労から萎縮して高さがずれるんだとか。
自覚症状としては痛みなどがあるのですが、肩こりが原因というよりも日常生活での負担が強くなっていると考えましょう。日常生活の負担というのは主に以下のようなものです。心当たりはありませんか?
- いつも同じ方でかばんを持つ。
- いつも同じ肩で電話機(受話器)を挟む。
- 一方方向のスポーツ(野球やゴルフ)をよくする。 などなど
これらは一例に過ぎません。無意識に片側のみに負担がかかる動作を人間はしてしまうようです。肩だけでなく、骨盤にも影響を与えることがあり、これが腰痛の原因になる場合もあるそうですよ。
高さが違うと起こる3つのデメリット
高さが違うとどういうデメリットが体に起きるのでしょうか?3つに分けて見ていきましょう。
①肩こりや痛み
高さが違うことで肩こりが起きます。そして痛みが出ることもありますね。人によっては肩こりの自覚症状がない場合もありますが、だんだん凝ってしまい痛みを生じます。
②見た目
姿勢が悪いとやはり見た目が悪くなります。写真撮影などで体が傾いてしまっていることもあります。あまり意識していない人でも指摘されて初めて気づくこともあるようですね。
③スポーツへの影響
ゴルフや野球などに影響が出ることがあります。体のバランスが必要なスポーツにとって、体の歪みはパフォーマンス低下に繋がります。思ったように結果が出ないなどが出てきます。そういったことを改善しようと無茶をすれば別の場所を怪我することもあるので注意が必要です。
これら3つのデメリット全てに当てはまる人も中にはいると思いますが、どれか一つでも当てはまるようであれば改善が必要です。そのまま放置しておくと後々治療が困難になったり、治療が長引いてしまいます。
早い段階であれば病院へ行かなくてもストレッチで改善することだって可能です。毎日少しずつでもストレッチをしていけば肩の高さの左右差もなくなりますよ。ぜひ体の不調を予防する為にもストレッチを始めてみましょう!
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高さの違いを改善するストレッチ
ストレッチも色々あります。出来そうだなと思うものから始めてみるのもいいですね。
《肩周り》
- まず肩幅に足を開いて立ち、両腕を横に90度上げて両肘を曲げましょう。
- そのままゆっくりと10秒かけ後ろに肩を回してください。
- 一番後ろまで肩がきたら「ストン」と肩を落としましょう。力を抜いてください。
★毎日最低1回は行いましょう。肩こりの場合は2~3回行ってもOKですよ。
《骨盤周り》
- まず肩幅の倍の広さで足を広げて立ちましょう。この時両足のつま先は正面です。
- 膝に手を置き、右膝に体重をかけます。そして左足は横に伸ばしそのまま10秒キープ!
- 反対側も同じように。
★毎日最低1回は行いましょう。
《首の付け根》
- 首を右に傾けて首の付け根部分を手で押さえつけましょう。
- 筋肉を下にスライドさせる感じで押さえつけると効果も倍増です。(5秒)
- 2~3回繰り返しましょう。
《肩甲骨-1》
- 肩幅に足を開いて両手はダラーんと力を抜きましょう。
- そして左右の肩甲骨を中央に寄せて5秒キープします。
- 5秒キープしたら力を一気に抜いて脱力。2~3回行いましょう。
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《肩甲骨-2》
- 両手を頭の上に持っていきましょう。手の平は合わせた状態です。
- そのままの状態で手を左右に倒しましょう。手を合わせることで効果が期待出来ます。
《背中》
- 両足を肩幅に開いたらリラックス。左手を頭の上に、右手は左手の肘をつかんでください。この時の左手は手の平が背中に付くようにしてください。
- この状態をキープしたらゆっくりと右側に体を倒し、わきの下から腰周辺が伸びているのを感じましょう。
- 反対も同じように行います。
《猫のポーズ》
- 両手、両膝を床につけます。四つんばいになってください。この時、両手の位置は肩幅程度に、両膝は股関節の真下にします。
- 両手両膝で床を押すイメージでグーッとお腹を凹ませ背中を丸めましょう。猫のように♪
- しっかりと背中から丸まっていることを感じてください。
- 次にお尻を少し後ろに引いて今度は胸を床に近づけましょう。背中を反らせていきます。
- お尻を突き出す感じにすると背中がしっかりと伸びますよ。
- 床に仰向けになったら両膝を抱えて、両膝が額に引っ付くイメージで近づけましょう。
《脊柱起立筋》
- 床に座って両足を大きく左右に開いてください。そして膝を90度ほどに曲げましょう。この時、顔は正面を向いて両手は股の間に置いてください。
- 肘を床につけていきます。背中周辺を意識しながら丸めるようにヘソを覗き込みましょう。背中~腰が伸びていればOKです。
さまざまなストレッチがありますが、痛みがある時などは無理はしないようにしましょう。無理をすると余計に痛みが悪化することがあるので注意してくださいね。
ストレッチは筋肉が柔らかくなっているお風呂上りなどに行うと効果的です。毎日5分ほどで済みますので取り入れてみてはいかがでしょうか?